令和ロマン
まずはあのヴィラン全開の手を広げるポーズ。
2008のダイアン然り、あのポーズをやられるとブチ上がってしまう習性があるのかも知れない。
ちなみに、個人的に彼らの好きなところは、せり上がりの曲が切り替わるまで歩き出さなかった点。
どっしりしてる。落ち着いてる。でも確かに、他の組はセンターマイクに早く着き過ぎてるケースが多い。令和ロマンくらいがちょうどいいかも知れない。
他のコンビが歩き出すタイミングでも歩き出さないから、背景が青い光を放つタイミングでもまだ静止してて、よりヴィラン感溢れる演出になっている。
彼らは本当に「自分たちをこう見せる」というブランディングが上手い。
チャレンジャー感のあったわちゃわちゃした2023のせり上がりと比べ、
あまり動かない落ち着いた王者の風格を漂わせる2024のせり上がり。
こういうところから自分たちをどう見せるかという工夫、勝負は始まっているのだと感じた。
ちなみに、二年連続トップバッターを引いた余波で、煽りVに入っても会場がザワザワしてる感じが特に好きだった。
ヤーレンズ
落ち着きのない感じが出ていて良かったと思う。
ただ、この順番で呼ばれた事でフワフワしてる感じはあったかもしれない。
真空ジェシカ
せり上がりの際のカメラの画角が、彼らだけ他の組と違う。
というのも、最終カットは他の組の場合下から撮るような画角なのだが、
真空ジェシカだけは反対に上から撮るような画角になっている。
恐らくだが、リハーサルなどで川北さんがあの「手で顔を抑える」せり上がりを見せていて、
そのボケが伝わりやすいよう、急遽スタッフが対応することにしたのではないだろうか。
だから彼らだけは上からのカットだった。
ダイタク
SNS上で既に言われていることだが、彼らがせり上がりの階段を降りる際のステップが本当に双子。双子無双。
双子無双ってキャッチコピー格好良すぎないか。
マユリカ
近年のM-1で毎回思うけど、敗者復活組の分までアナウンスを収録してるの本当徹底してる。
M-1スタッフの熱量よ。
勝ち上がる組によっては「コンヤモ、ホシガキレィー」とかアナウンスがされたのだろう。
ジョックロック
メガネをクイってするの良いよなぁ。
ゆうじろーさんがスーツを整えるのも良いよなぁ。
バッテリィズ
せり上がりを待ちきれない感じがもう既にエースしてる。
ママタルト
せり上がりの爆発は歴代でも上位に入りそう。
マヂラブの正座と並びそう。
せり上がりきったのを確認して、二人でドカドカ歩き出すのが好き。
エバース
この組だけなぜかカメラが常に扉越しで、
おかげで流れている映像を全て確認できた。
トム・ブラウン
ダイタクとか真空ジェシカの時も思ったけど、
扉に映し出されている昔の映像を見たら、ちょっとジーンとしてしまう。
まとめ
せり上がりを映像化しつつ、
扉を半透明にしてファイナリスト達の挙動も見える化するという、
画期的なせり上がりだと思いました。
おかげで例年以上にせり上がりが盛り上がった気がする。
良い演出やぁ。
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