今回は、「準決勝レポ上位ではなかった組が、決勝に勝ち上がるとどのような戦績を残すのか?」について見ていきます。
なお、レポ上位の概念は、ここでは「TOP 9以上」とさせていただき(決勝進出枠が9組なので)、
以下では、「レポ集計10位以下で、決勝に進んだ組」を抜粋させていただきます。
括弧内は、当ブログ開設以降に集計したレポにおける準決勝での順位と、決勝の順位です。
2022
ダイヤモンド(準決25位/決勝10位)
2023
マユリカ(準決13位/決勝4位)
くらげ(準決22位/決勝10位)
2024
ダイタク(準決11位/決勝8位)
ジョックロック(準決12位/決勝9位)
ママタルト(準決15位/決勝10位)
2025
豪快キャプテン(準決11位)
めぞん(準決13位)
平均順位は8.5位。
準決勝のTOP9に入っていない組の多くは、決勝で中々爆発できていない傾向にあります。
そしてこのデータをまとめたときに思ったのが、
「準決勝の客ウケと決勝の客ウケって、意外とリンクしてるのでは?」でした。
よく聞くのが「準決勝と決勝で客層が違うから、ウケが変わりやすい」という意見。
実際、準決勝でイチウケだった組が決勝では奮わない……といったこともあり、
この意見はもはや賞レースにおける常識だと、私の中で当たり前になっていました。
しかし、こうして見ると「準決勝と決勝のお客さんの反応って結構リンクしてるな……」と思ったのです。
もちろん例外も存在するのですが、
傾向としては存在しそう。
考えてみれば、M-1決勝の観覧に実際に行くお客さんの層を完全に「ライト層」と言ってしまっていいのか、という話もあります。
多少お笑いに興味がある、という程度では中々行けないのでは。
つまり、「準決勝と決勝の客層は違うかもしれないが、お笑いへの感度はそれほど変わらないのでは」、
そして「準決勝の順位は意外と決勝の結果に比例する傾向にある」
というのが今回の発見と考えでした。
では一方で、「準決勝でトップクラスのレポ順位だった組は決勝でも結果を残しているのか?」も気になるところ。
見てみましょう。




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