M-1と言えばキャッチコピー。
というわけで今回は、M-1と共に育った人間の個人的なキャッチコピーランキング。
キャッチコピー一覧を上記にまとめてありますので、ぜひお暇な時にご覧ください。
それでは。
アメリカザリガニ:「3オクターブの衝撃」(2001年)
単純に響きが良い。
カッコいい。
麒麟:「空腹のファンタジスタ」(2006年)
単純にカッコいい。
「空腹の」も、田村さんのホームレス要素から引っ張ってきてるのに、
「ファンタジスタ」とくっつく事で、
貪欲なモンスター感が出て良い。
キングコング:「帰ってきたスーパールーキー」(2007年)
驚異のルーキーがスーパールーキーに変わってるのがアツい。
こういうキャッチコピーが進化していく感じ好き。
POISON GIRL BAND:「支離滅裂のアーティスト」(2004年)、「暴走する異次元漫才」(2006年)
スタイルが特殊なだけあって、キャッチコピーも厨二心をくすぐられるものばかり。
東京ダイナマイト:「”ビート”の遺伝子」(2004年)、「逆襲の異端児」(2009年)
「ビートの遺伝子」ってカッコ良すぎないか。
ダイアン:「お笑い月見草」(2007年、2008年)
月見草だった時代もあったんだなぁ…。
ちなみに2007をリアルタイムで見ていた人間からすると、ダイアンはやっぱり地味な印象でした。
でも2008に関しては「ネタが強い、優勝もあり得る」という声をちらほら聞いたのを覚えています。
あと、2008は津田さんのせり上がりが宇宙一かっこいい。リアルタイムで痺れた。
スリムクラブ:「一撃必殺」(2016年)
まさしくスリムクラブを表してるキャッチコピー。
キャッチコピーの短さも含めて、スリムクラブの無駄の少なさを表している気さえする。
まあ、2016はみんなキャッチコピー短かったんだけども。
ジャルジャル:「帰ってきたフリースタイル」(2017年)
ジャルジャルの漫才は本当に発明だと思います。
類似する漫才が見当たらない。
四回出場、最終決戦には二回進出。やっぱり天才だった。
スーパーマラドーナ:「最後の逆襲」(2018年)
ドアを勢いよく閉めるくだりでめちゃくちゃ笑いました。
和牛:「第4形態」(2018年)
まさしく和牛を象徴するキャッチコピー。
決勝も予選も、色々なネタを試行する印象。
ちなみに一番好きなネタは旅館ネタ。
アキナ:「変幻自在」(2016年)
この頃のアキナはKOCでもM-1でも強かったなぁ。
かまいたち:「憑依する漫才」(2019年)
これカッコいいよなぁ。
それまでは「史上初の2冠へ」だったのですが、
粗品さんがR-1を獲ったことで二冠を達成したこともあり、キャッチコピーが変わった経緯。
でも変わって正解だと思います。カッコいい。
マヂカルラブリー:「摩訶不思議」(2017年)
良いキャッチコピーだよなぁ。
コンビ名にも、漫才のスタイルにも掛かってる。
なお、この年はマヂカルラブリーを特に応援していた私にとって忘れられない決勝となりました。
トム・ブラウン:「無秩序」(2018年)
漫才師に付けられるとは思えないキャッチコピー。
トム・ブラウンのネタは実は結構秩序立ってる気はするけど、
ネタの雰囲気と内容が無秩序感あり過ぎる。
霜降り明星:「縦横無尽」(2018年)
霜降り明星の漫才を形容すると、まさしくこの一言だと思います。
ニューヨーク:「漫才ジョーカー」(2019年)
全く意味はわからないけど好きなキャッチコピー。
【映画「ジョーカー」で漫才を作りました】という動画がニューヨークチャンネルに2019年10月にアップロードされてるので、
そこから着想を得たのかもしれない。
オズワルド:「シン・東京スタイル」(2021年)
ネタ前VTRの「強襲! シン・東京スタイル」「東京スタイルは、更に鋭利に」というくだりが特に好き。
「強襲」「鋭利」っていうセンスが素晴らしい。まさに東京スタイル。
ウエストランド:「小市民怒涛の叫び」(2020年、2022年)
色んな意味で小市民。
キャッチコピーを思いついた人、会心の出来だと思います。
真空ジェシカ:「屈折のエリート」(2021年)、「アンコントロール」(2022年)
こういう変化球(そんなに変化球とも思ってないけど)系のコンビに付けられるキャッチコピーの、カッコいい率の高さ。
キュウ:「ノーリアル」(2022年)
かっこいい。
端的にキュウを表してると思う。
令和ロマン:「エキセントリックルーキー」(2023年)
声に出して読んだ時の気持ちよさ。
ダンビラムーチョ:「M-POP」(2023年)
ひたすら上手い。
歌×漫才の合わせ技。
ダンビラムーチョがネタ前VTRで自身を「明るく、楽しく」と形容しており、
そういう意味のポップも掛かってる。
感想
全然絞れんかった
ちなみに、私みたいなキャッチコピー好きがネット上には意外といて、
キャッチコピーの嘘バレなんかも流れてきたりする。
嘘バレの中で好きだったものがいくつかあって、
2009の東京ダイナマイトの「暴発する異次元空間」と、(実際は「逆襲の異端児」)
2021のゆにばーすの「執念一撃」(実際は「No M-1,No life」)
が印象に残ってる。
どっちも実際のキャッチコピーと、字面やニュアンスが似てるのが興味深い。みんな考えることは同じなのかも知れない。
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