【M-1グランプリ2024】決勝戦のガチ順位予想【ファンとしての肌感覚やデータ、ジンクスなど】

去年は

「単純に一番面白いと私が思っていて、審査員ウケする&爆発力のある令和ロマンが優勝で、上位はさや香で、

くらげは『バカバカしさのない天丼系システム漫才』だからお客さんに見切られ過ぎて最下位になる可能性が高くて、

モグライダーは以前出た時審査員にあんまりハマってなかったから下位か……」

という感じでするする決まって、実際七割くらい当たっていたのだけど、今年は去年より難しい。

予想開始

まず考えたのが、連続出場組の強さでした。
連続出場組は70%くらいの率で順位を上げる。
下げるとしても2ランクダウンくらいで、大崩れはしない(例外は2021のオズワルド)。

過去の連続出場組

銀シャリ：2位→1位
ハライチ：9位→6位
カミナリ：7位→9位
ゆにばーす：8位→10位
スーパーマラドーナ：5位→3位→5位→7位
ミキ：3位→4位
ジャルジャル：6位→3位
和牛：6位→2位→2位→2位→4位
かまいたち：4位→5位→2位
ニューヨーク：10位→5位
見取り図：9位→5位→3位
インディアンス：9位→7位→3位
錦鯉：4位→1位
ロングコートダディ：4位→3位
オズワルド：7位→5位→2位→7位
さや香：2位→3位
真空：6位→5位→5位
カベポスター：8位→6位

…ということを踏まえると、

令和ロマンは1位〜3位、
ヤーレンズは1位〜4位、
真空ジェシカは1位〜7位があり得る範囲だと考えました。
この時点で令和ロマンは最終決戦確定と見ます。

次に、「4位枠」。

(私が勝手にそう呼んでるだけですが)

2020の錦鯉、2021のロングコートダディ、2022の男性ブランコ、2023のマユリカのように、
「初出場のコント性漫才は4位になる」というジンクスがあると個人的に思っていて、ママタルトを今回の候補とします。
そして、これに関しては単なるジンクスではなくて、ちゃんとした理由があって、4位にそういう組が集まるのでは、と考えています。
具体的には、初出場のコント系漫才は「最終決戦に行く三組と比べると、強さやドラマの数で劣る」という判断がされているのかなぁと。
(もちろん、審査員個人個人がはっきりとそう考えているかはともかく)

個人的に４位組は好きなのですが、連続出場組の「詰め切った勢いのある喋りのネタ」の方が強い、と評価されるのもわかる。

色々な理由で、４位はママタルトかなぁと。

ヤーレンズは1位〜4位が予想範囲ですが、4位が埋まったので、
ヤーレンズも最終決戦確定と見ます。
機械的に予測しているだけですが、
とりあえず私の予想の中では令和ロマンvsヤーレンズのリベンジマッチが確定しました。

続いて、返り咲き組であるトム・ブラウンの予想。
返り咲き組の推移を見てみるとこんな感じ。

返り咲き組の推移

モグライダー：8位→7位
ウエストランド：9位→1位
さや香：7位→2位
ゆにばーす：10位→7位
ハライチ：6位→9位
マヂカルラブリー：10位→1位
アキナ：5位→8位
ジャルジャル：3位→6位
トム・ブラウン：6位→？

順位変動はしっちゃかめっちゃか。
順位が上がることもあれば下がることもある。
優勝することもある。

連続出場組と違って、良くも悪くもフレッシュなため、あらゆる順位が射程圏に入ってくる。
おまけに予想対象があのトム・ブラウンなので、「その日審査員がどう考えるか」次第、とも言えます。
トム・ブラウンは1位〜10位のあらゆる順位を予想範囲とします。

…ただ一応、順位を下げているコンビはみんな3ランクダウンしてるので、トム・ブラウンは1位〜6位 or 9位という予想にします(これこそマジのジンクス。ただの運の偏りなので、すぐに崩れると思います)。

ちなみに：令和ロマンvsヤーレンズが再来したら

松本さん、礼二さん、塙さん、大吉さんが2023最終決戦で令和ロマンに投票しています。
特に礼二さん、塙さんはファーストラウンドでもトップバッターの令和ロマンに最高得点を与えており、令和ロマンを特に高く評価している審査員二名といえます。

一方、海原ともこさん、富澤さん、山田邦子さんは2023最終決戦でヤーレンズに投票しています。
特に海原ともこさん、富澤さんはファーストラウンドでもヤーレンズに最高得点を与えており、ヤーレンズを特に高く評価している審査員二名といえます。

真空ジェシカ

ちなみに真空ジェシカに関して、各審査員が全体で何番目の順位をつけたかがこちら。

松本さん：7番目→8番目→2番目に評価
山田さん：1番目→7番目の評価
大吉さん：1番目
礼二さん：三年審査して、全て5番目〜6番目の評価
塙さん：三年審査して、全て5番目の評価
富澤さん：三年審査して、全て5番目〜10番目の評価
志らくさん：4番目、6番目の評価

これらを均すと、真空ジェシカの順位である5位〜6位になる、という。礼二さん、塙さん、富澤さん辺りは常に真空を基準くらいの面白さと感じているのかも知れません。
真空ジェシカが極端にスタイルを変化させたりしない限り、今回も5位前後の順位が濃厚と言えます。
４位はママタルト予想なので、真空ジェシカは３位 or ５位〜7位予想。
四年目で最終決戦に進出するとアツいなぁ。

初出場組

ここからが難題、ママタルトを除く初出場組の予想。
まず、個人的な肌感覚として、若いコンビほど苦戦する。大人の審査員を笑わせるには、よりベテランのコンビの方が強い。

霜降りや令和ロマンのような若いコンビが勝つ大会は、いずれも笑いが持続しにくい、客席の反応が静かめな大会だった。そこなら若いコンビの瞬発力の笑いが光る。

2024は要素を考えると、2019〜2020辺りの雰囲気になると思われる。つまり、若いコンビは比較的上位に入りにくい大会。
これも個人的な肌感だが、
バッテリィズやジョックロックはももや東京ホテイソンくらいの位置、
エバースはからし蓮根くらいの位置になりそう。
つまり、5位〜10位。

わからないのがダイタク。
ただ、これも肌感覚だが真ん中〜やや下位くらいの感じになるのではないか。
2018のギャロップみたいな。