「3回戦を通過した各コンビが、どこまで勝ち上がりそうか?」アンケート
Twitterを通じて独自にアンケートを集計、
「3回戦を通過した各コンビが、どこまで勝ち上がりそうか?」を調査します。
選択肢は“準々決勝”、“準決勝”、“決勝”、“優勝”の四つ。
投票結果から各コンビへのお笑いファンの期待の高さを見たいと思います。
なお、このブログにもアンケートのツイートを掲載しているので、ぜひぜひ投票お願いします。
では早速いきましょう。
モンスターエンジン
ラストイヤーのモンスターエンジン、今年のM-1グランプリはどこまで勝ち上がりそう?
— MCWR-1@お笑い垢 (@MCWR_1) October 27, 2022
モンスターエンジンの結果は上記の通り。
一番多い予想が“準々決勝”と“準決勝”で6割程度。
一方決勝予想は(優勝含め)4割に届かず。
“ラストイヤー”
“旧M-1決勝経験者の最後の生き残り”
“KOCとのダブルファイナリスト”など、話題となる要素はいくつもありますが、
近年はM-1やKOCの決勝に残るといった目立った結果は出せておらず、
バラエティでの活躍も現状「かなり多い!」というわけではありません。
M-1は特に2019以降、“準決勝はウケ量最重視”と呼ばれるようになり、
これまでにも増して、地力を見られる審査基準になったとされています。
つまり話題性や人気だけでは、決勝に残ることがかなり難しくなったということです。
決勝に残るもう一つの手段である敗者復活戦は、実力だけでなく人気のあるコンビがかなりの強さを見せます。
より正確に言えば、“人気”דウケ量”の掛け算で概ねの順位が出ます。
モンスターエンジンはというと、敗者復活の勝ち抜け候補筆頭!…になるほど、人気でぶっちぎってはいるわけではありません。他にも人気のお笑いコンビや、同じラストイヤー枠の見取り図・金属バット等が敗者復活戦に回っていた場合は視聴者票でも簡単に上位を狙える状況ではなくなるでしょう。
そうなるとやはり肝心のネタ…ということになりますが、
ここ数年は準々決勝の壁に阻まれ続けています。
「ラストイヤーの今回は、いつもより審査員や観客がホームの空気になって準々決勝を突破できる可能性もあるかな…でもまた壁に阻まれる可能性もあるな…」
といった背景からの、準々決勝と準決勝が同率一位というアンケート結果であると思われます。
【個人的な順位予想】
“準決勝”です。皆さんと大体同じ。
決勝に残るかどうかは、モンスターエンジンが準決勝用の強ネタを温存してあるかにかかっていると思います。本当にこの一点。
“準決勝敗退→敗者復活戦で4位〜6位”、この辺りがリアルな予想かなぁと。
この予想を良い意味で裏切ってくれることを期待します。
見取り図
ラストイヤーの見取り図、今年のM-1グランプリはどこまで勝ち上がりそう?
— MCWR-1@お笑い垢 (@MCWR_1) October 27, 2022
続いて見取り図。
なんと優勝が約半分を占める、かなり強気の結果になりました。
決勝と優勝をあわせれば、「ファイナリストになるだろう」と期待している人は全体の75%を占めるという結果に。
“最高で優勝、最低でも決勝”という方が多いのだと思います。
まだ集計はしていませんが、おそらくオズワルド辺りと並んで優勝の期待値が最も高いコンビではないでしょうか。
過去の戦績もそうですし、近年のバラエティでの活躍、そしてなんと言っても今年ラストイヤーという見取り図。
“準々決勝で敗退するなど考えられない、有終の美を飾ってくれるはず”ということなのでしょう。
【個人的な順位予想】
一番良くて“決勝5位”、最低でも“敗者復活戦2〜3位”といった感じかなと思います。
最終決戦は難しいんじゃないかなと。
過去、見取り図は3度決勝に進出し、その内2019と2020ではかなり大きなウケを取っていました。…が、点数でぶっちぎれていたかというとそうではありません。
ベースがオーソドックスなネタということもあり、
ウケ量やインパクトで勝るコンビが他に居ると印象負けしているイメージが強いです。
特定の審査員にめちゃくちゃハマっている感じもない。
もちろん見取り図は面白いのですが、次に決勝となると4回目ということもあり、鮮度のインパクトで落ちる部分もマイナス。
“ラストイヤー”という要素を審査員の方がどの程度考慮されるかわかりませんが、
高くて5位、低くて8位くらいではないかなと予想します。
金属バット
ラストイヤーの金属バット、今年のM-1グランプリはどこまで勝ち上がりそう?
— MCWR-1@お笑い垢 (@MCWR_1) October 27, 2022
決勝予想がぶっち切りの金属バット。このコンビもラストイヤーです。
「最低でも決勝」予想は驚異の90%近く。
一方で見取り図と違い、「優勝までは行かないかな…」という雰囲気もあります。
“今年こそ行く”とお笑いファンに言われ続けてついにラストイヤー、
年々会場の空気も金属バットの味方になり、
去年は純粋なウケ量で言えば男性ブランコやマユリカ辺りとトップを争う結果を出しました。
人気も十分、惜しくもハライチに敗れ去りましたが勝ち上がってもおかしくない支持率でした。
ネタと人気、その二つの強さからストレートで決勝に上がる可能性も、敗者復活戦で上がる可能性もどちらも高いコンビとして今年有力視されています。
一方で好みが分かれる芸風であり、“なかなか万人には受け入れられにくいのでは”というのがファンの間でも共通認識となっているのか、
「決勝に上がれたとしても優勝までは…」という意外と一歩引いた目線を示す結果となりました。
【個人的な順位予想】
松本人志さんは89点〜92点を出すと思います。なんか凄いこの辺りの点数出しそう。
話が逸れました、私の予想は“優勝〜決勝6位”、または“敗者復活3位以上”です。
はい、全然優勝あると思います。
理由は金属バットの人気がかなり万人向けになってきたためですね。
「ラインを見極めた尖り方」が非常に上手いです。かなり地頭の良い方達なんだろうなぁ。
そんな金属バットを支持するお客さんも増え、金属バットも“ファンが進んで欲しい方向”を理解して、自分達のスタイルと混ぜ込みながら進んだ結果、更に浸透。
先程触れたように“ラインの見極め方”も上手いことから、
仮に決勝に出た場合、去年のランジャタイ的なかなりアットホームな空気で迎え入れられるのではないか、と予想しています。
で、金属バットはランジャタイと比べてかなり評価しやすい漫才のスタイルだと思うので順位はかなり上の予想。
しゃべくりベースで構成やセンスを見せるようなネタ、
(ラインを超えたネタをしない限りは)減点されることがなく、それなりの順位になるのではないでしょうか。
もちろんウケればそれだけ加点対象、場合によっては接戦の末優勝もあるな、というのが私の見立てです。
アンケート結果から見るランキング
「ファイナリスト(決勝+優勝)」予想ランキング
88.8%:金属バット
76.2%:見取り図
37.8%:モンスターエンジン
「優勝」予想ランキング
46.3%:見取り図
26.3%:金属バット
11.1%:モンスターエンジン
「準々決勝」予想ランキング
31.1%:モンスターエンジン
3%:見取り図
2.5%:金属バット
「準決勝」予想ランキング
31.1%:モンスターエンジン
20.9%:見取り図
8.8%:金属バット
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